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更新日:2024年2月15日
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自走式竹破砕機の貸出しについて
静岡市では、市内の放任竹林対策として竹林の伐採整備を行う団体に、伐採整備の効率化を図るため、自走式竹破砕機の貸出を行っています。
伐採後の竹の処理方法として野積みがありますが、集積場所が必要であり、腐食までに時間がかかります。
竹破砕機は、竹を粉砕することで少ないスペースで効率的に処理ができます。また。スクリーン(フィルター)を交換することで、より細かい粉状にしたものを生ごみ堆肥として利用することもできます。
伐採竹の効果的な処理方法として、ぜひご活用ください。
【貸出機種】 自走式竹破砕機 GS122GB (サイズ:L1620、W730、H1270 重量:345kg)
自走式竹破砕機 GS100GHB(サイズ:L1760、W650、H1350 重量:290kg)
【貸出台数】 6台(GS122GB:4台、GS100GHB:2台)
【貸出期間】 最大2週間(15日間)以内
【使用料】 無料
注意事項
- 破砕機の運搬には軽トラック以上の車が必要となります。
- 使用料は無料ですが、運搬費や燃料費は使用者の負担となります。
破砕機の動画をYoutubeでご覧いただけます(しぜんたんけんてちょう)(外部サイトへリンク)
処理後(通常スクリーン)
処理後(5mmスクリーン)
貸出条件について
【対象者】
市内で営利を伴わない放任竹林の伐採を行う者で、特定非営利活動法人、自治会、町内会、市民活動を行っている非営利団体のほか、市長が認める団体(個人への貸出は行っておりません)
【貸出条件】
市が行う「自走式竹破砕機安全運転講習会」を受講し、修了していること
(講習を修了していない方は、破砕機を運転・操作することができません)
※平成25年度から、機種を変更しました。平成25年度以前に講習会を受講された方は、改めて受講が必要となる場合がありますので、下記までお問合せください。
【講習会】
講習会は随時実施しますので、希望される場合は、希望の日時(土、日、祝を除く)、場所、受講予定人数を環境共生課(電話054-221-1319)までご連絡ください。
破砕機の貸出状況等と調整し、実施日を決定します。
- 当日は、職員が破砕機を持参します。
- 所要時間は、人数によりますが概ね1~2時間です。
- 講習会では竹の破砕を行いますので、竹は受講者でご用意ください。
- 受講修了者には「自走式竹破砕機安全運転講習会修了証」を発行します。(約1週間後)
【活動対象】
市内にある放任竹林整備のみ対象とします。
営利目的、市外の竹林、竹林整備以外に使用することはできません。
【その他】
- 破砕機は動産保険に加入していますが、通常以外の使い方で生じた破損や損失は保険対象外となりますので、必ず使用法を守ってください。
- 使用者自身、他者、その他の財産に対する損害については、使用者の責任となります。
- 返却時には必ず清掃、燃料補給、動作確認をしてください。
貸出・返却手続きについて
【使用前】
1 電話で、破砕機の貸出状況を確認の上、仮予約してください。
環境共生課 自然ふれあい係(電話054-221-1319)
2 申請書類を貸出希望日の10日前までに必ず提出してください。
審査完了後、郵送にて破砕機貸出許可書を送付します。
3 貸出希望日に、運搬車で葵区大岩の破砕機置場までお越しください。
破砕機と備品(積み下ろし用ハシゴ、点検用工具、ゴーグル等)をお渡しします。
【地図】大岩車庫(PDF:207KB)
大岩車庫の場所が分からない場合は、下記までお問い合わせください。
【使用後】
4 清掃、燃料補充、点検を行った後、報告書とともに葵区大岩の破砕機置場までお返しください。提出書類は以下のとおりです。
市職員が使用者とともに返却確認を行い、報告書を受領して貸出完了となります。
【注意事項】
- 貸出及び返却は月曜日、水曜日、金曜日の午前9時30分、火曜日、木曜日の午後4時となります。
また、貸出及び返却日時については、破砕機貸出許可書に記載しますのでご確認ください。 - 使用中にトラブル(運転停止や破損等)が発生した場合は、速やかに担当までご連絡ください。その際に破砕機使用事故報告書(別紙6)を提出してください。
放任竹林問題について
市内の竹林は、人の手が加わることで維持されてきましたが、輸入タケノコの増加、プラスチック製品等の普及などによる竹の使途の減少、農林業や自然の維持管理の担い手不足などにより、放置されるものが増えています。
竹は地下茎で分布を広げ、周辺の土地に容易に侵入し、孟宗竹などの大型の竹は、2、3か月で高さ20mにもなります。過密となった竹林では、十分な日光が入らず、限られた動植物しか生息できなくなるため生物多様性が低下し、残根となった地下茎は弱く、土砂崩れなどの危険性が増加します。
放置された竹林が無秩序に拡大することは、生物多様性、防災や環境保全などの面において問題となっており、里地里山の維持管理が必要とされています。
密集した放任竹林
竹林伐採後の整備された竹林