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更新日:2024年12月4日
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令和5年度 南アルプス動植物環境調査の公表
静岡市では、中央新幹線建設事業の工事が予定されている南アルプスユネスコエコパーク区域内での希少動植物の生息・生育状況について調査しました。
本年度現地調査では、18種の指標種・重要種を確認しました。その分類群ごとの確認種は、植物(植物相)15種、哺乳類(カワネズミ)1種、両生類(サンショウウオ類)2種でした。
本年度の植物調査は、平成25年度から平成30年度まで行っていた、中央新幹線建設事業における改変地周辺の指標種・重要種の確認調査を行い、計42目105科433種の維管束植物を確認し、うち指標種・重要種は9目11科15種でした。
本調査地域は、その年の気象条件により動植物の生息・生育状況が変動したり、天候等の理由により適切な時期に現地調査が実施できない場合もあることから、今後も継続した調査を行い、各年度の指標種・重要種等の情報を蓄積していくことで自然環境の変化を捉えていきます。
動植物調査
- (1)調査項目:植物、哺乳類、両生類、淡水魚類
- (2)調査地点:大井川源流域及び中央新幹線建設事業に伴う改変予定地とその周辺
- (3)調査時期:令和5年5月~9月
- (4)調査結果:全体で18種の指標種・重要種が確認されました。
環境DNA調査のため採水する様子
ハコネサンショウウオ(幼生)
調査結果の詳細は令和5年度 南アルプス動物環境調査 結果報告書(PDF:1,587KB)をご覧ください。