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更新日:2025年4月7日
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合流改善7.目標達成状況について
静岡市では、平成17年度~25年度まで実施してきた静岡市合流式下水道緊急改善事業について、平成26年度~27年度に事業効果の検証を実施しました。
(1)汚濁負荷量の削減
【目標】
排出する汚濁負荷量(BOD)を分流式下水道と同等以下にする。
【対策内容】
3W法(雨天時活性汚泥法)の導入(各浄化センターで実施)
【検証方法】
モニタリング結果を基にシミュレーションを行い、年間汚濁負荷量を算出し、対策効果を確認する。
【達成状況】
3W法(雨天時活性汚泥法)の導入により、全ての対象処理区で改善目標を上回る負荷量を削減している
(2)公衆衛生上の安全確保
【目標】
全ての吐口において未処理下水の放流回数を半減させる。なお、同流域で、かつ放流先が近接した吐口であれば、それらを一つの吐口とみなし、その合計値を半減させる。
【対策内容】
雨水吐きの堰かさ上げ(7箇所)
【検証方法】
雨水吐きの堰かさ上げ高が計画とおり整備されているかを確認するとともに、モニタリングにより、対策効果を確認する。
【達成状況】
雨水吐きの堰かさ上げにより、全ての対象水域で年間の未処理放流回数を半減している
(3)きょう雑物の削減
【目標】
全ての吐口できょう雑物の流出を極力防止する。
【対策内容】
きょう雑物除去施設(スクリーン等)の設置(27箇所)
【検証方法】
きょう雑物除去施設が計画とおり整備されているかを確認するとともに、モニタリング及び捕捉調査により、対策効果を確認する。
【達成状況】
きょう雑物除去施設の設置により、きょう雑物の流出を防止している。