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更新日:2025年9月1日
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認知症サポーター養成講座
認知症サポーター養成講座は、「認知症を知り地域をつくる」キャンペーン(厚生労働省)の一環として始まりました。
「認知症サポーター」を一人でも多く養成し、安心して暮らせる町づくりを市民の手によって行っていくことを目指しています。
「認知症サポーター」は、全国で1,635万人(2025年6月末)を達成しました。
- 「認知症サポーターキャラバン」のマスコット
認知症サポーターキャラバンのマスコットは「ロバ隊長」です。
認知症サポーターの「キャラバン」(隊商)の隊長として、「認知症になっても安心して暮らせる街づくり」への道のりの先頭を歩いています。
ロバのように急がず、しかし一歩一歩着実にキャラバンを進んでいきます。
認知症サポーターとは
「認知症サポーター養成講座」を受講した人が「認知症サポーター」となります。
認知症サポーターは、何か特別なことをする人ではありません。認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族をあたたかく見守り、応援する人のことを言います。
認知症サポーターの活動
例えば
- 友人や家族に認知症に関する知識を伝える
- 地域や職場等で、できる範囲で手助けをする
- 認知症しずメール受信登録をし、地域の中で認知症の人の見守りに協力する。等
活動内容は人それぞれです。
ちょっとした気遣いや見守りが地域の中で大きな支えとなっていきます。
認知症サポーター養成講座
講師役である『キャラバン・メイト』が、住民や職域団体等を対象に、認知症の基礎知識や対応の仕方等について講義を行います。
講義は、テキストに基づきDVD上映等を交えて90分程度で行われます。
講義時間や内容は、受講者に合わせて変更・調整が可能です。
講座終了後には、認知症の人を支援する『目印』として、新しく「認知症サポーターカード」をお渡しします。
学校でも認知症サポーター養成講座を開催することができます。
小学生、中学生向けの認知症サポーター養成講座を開催しています。
講座では、小学生用テキスト、中学生用テキスト、紙芝居を通じて、認知症の症状や認知症の人の気持ち、声かけの仕方などについて学ぶことができます。
受講申込方法
個人で受講希望の場合
認知症に関心をお持ちの方がお一人から受講できるように、静岡市主催の「認知症サポーター養成講座」を、毎月開催しています。
詳しくは、【静岡市主催】認知症サポーター養成講座開催一覧のページをご覧ください。
団体(10人以上)で受講希望の場合
原則として、地域や職場等の団体、学校を対象に開催しています。
開催日時と会場が決まりましたら、お申込みフォーム(外部サイトへリンク)から、お申し込みください。
地域包括ケア推進課へ直接持参していただくほか、FAX(054-221-1577)、郵送でもお申し込みいただけます。必要事項を記入した認知症サポーター養成講座申込書(団体用)(ワード:121KB)を提出してください。
講師謝金、教材費は無料です。会場は主催者様でご用意下さい。
主催者様には、当日使用する教材等の事前受け取りをお願いします。受け取りは、地域包括ケア推進課のほか、各区役所高齢介護課の窓口でもお渡しができます。
ステッカーの配付
企業・団体グループには、認知症の方にやさしいお店の目印としてステッカーをお渡しします。
希望する場合は、講座受講申込時にお知らせください。
寸法:約275×190ミリ変形
オンラインでの開催希望の場合
オンライン開催も可能です。ご相談ください。
主催者様にはカードと教材の事前配布をお願いいたします。
静岡市の認知症サポーター数(2025年8月末現在)
71,929人
市内の認知症サポーター養成講座受講企業・団体
受講者の声
静岡インターナショナル・エア・リゾート専門学校(2025年7月受講)
学生の様子をよくご覧いただき、アクティブラーニングでより理解が深まりました。学生の視点に立ち、未来を想いながら、興味を引く構成、内容、パワフルな語り口、すべてに大満足です。ありがとうございました。
静岡女子高等学校(2025年7月受講)
劇などを通して、認知症の方との関わり方について教えていただきました。認知症についての理解に加えて、日常生活での人との関わり方や自分にできることを考えるきっかけとなりました。住み慣れた地域で自分らしく生活できるようになってほしいと思います。毎年、認知症についての知識だけでなく「人として」について、あたたかい言葉で背中を押してもらっています。ありがとうございました。
西豊田A児童クラブ(2025年8月受講)
ランダムにあてられた児童が困らずに返答していた場面が都度あったので理解しているとわかりました。一年生にもわかりやすく、また楽しんで参加できるよう、とてもよくお考えくださりお話をすすめていただけたので感謝しております。お話もとてもお上手で、笑いも含め児童にわかりやすい工夫をしてくださり、とてもよい時間でした。児童も楽しんでいるのがよくわかり満足しております。児童だけではなく、私自身もよい時間となりました。
横内児童クラブ(2025年8月受講)
毎年、夏休み期間中にお願いしていて子どもたちも楽しみにしているので、今年もお願いしました。アニメキャラクターを使用したスライド、楽しんで見て学べる劇、総復習ができるクイズで、わかりやすくまとめて下さいました。子どもたちが楽しく学べるよう、たくさん工夫して下さっているのがすごく伝わります。毎年レベルアップしていく講座に大満足です。
大里西児童クラブ(2025年8月受講)
わかりやすい資料を使って説明してくださり、紙芝居劇場もクイズで考えることができ楽しく学べました。小学生にも認知症のことが理解でき助けたい気持ちになったと思います。子どもたちに、わかりやすく楽しく教えていただき、ありがとうございました。
令和7年度の受講企業・団体一覧
住民
- 安倍地域包括支援センター
- 有度地区社会福祉協議会・有度生涯学習交流館
- 飯田生涯学習交流館
企業・職域
- 静清信用金庫
- 綜合警備保障株式会社静岡支社
- 小規模多機能ホームみのり
- 明治安田生命保険静岡支社
- 静銀ティーエム証券株式会社
- 中日本エクシス株式会社東海支店
行政
- 静岡県健康福祉部福祉長寿局福祉長寿政策課
- 静岡市南部図書館
学校
- 静岡市立清水庵原中学校/静岡市立安倍川中学校
- 常葉大学附属橘高校
- 静岡女子高等学校
- 静岡インターナショナル・エア・リゾート専門学校
- 服織西児童クラブ/森下児童クラブ/三保第一児童クラブ/西豊田A児童クラブ/横内児童クラブ/千代田児童クラブ/大里西児童クラブ