印刷
ページID:3184
更新日:2024年2月15日
ここから本文です。
りんどう相談(自死遺族のための相談)
大切な人を自殺で失うこと
ある日、突然、身近な人が自殺で亡くなると、「まさか...どうして」「気づいてあげられなかった」「あのときの私の言葉が悪かったのかもしれない」「自分だけ勝手に死んでいくなんて...」などのさまざまな思いが浮かび、ショックや喪失感、悲しみ、罪悪感、怒りなどの複雑な気持ちが湧いてきます。
「自分も死んでしまいたい」といった思いが出てくることがあります。
これらは、かけがえのない人を失ったことによる自然な反応と考えられます。
こころやからだ、生活面への影響
気持ちが沈んでいる
何をやっても楽しくない
食欲がない
眠れない
体調がすぐれない
などの状態が続くことがあります。
一時的なものであれば心配はいりませんが、数か月以上続いている、またはいっこうに改善されないようであれば、うつ病やPTSDなどの可能性もあり、医療が必要になることもあります。
「自死について誰にどこまで話すか」
「法要をどのように執り行うか」
「遺品整理や遺産相続をどうするか」
ときに遺族間で意見のくい違いや対立が起こることがあり、残された人にとって、悲しむ時間が十分にとれないどころか、ストレスばかりが募ることにもなりかねません。
人間関係が重荷になる
身近な人が自死で亡くなると、そのことでご自身を責めていたり、周囲の無理解や心ない言葉に傷つけられることがあります。
今までの人間関係ではあまり感じることがなかった孤立感をもつことがあります。
ご近所づきあい、知人や友人とのつきあいなど、人との関係をなるべく避けてしまうかもしれません。
安全な場で話すこと
一人で悩みを抱えず、さまざまな思いや気持ちを話すことが役に立つことがあります。
悲しみは急には癒えないかもれませんが、今あるこころのつらさを少しでもやわらげ、気持ちの整理をするお手伝いができれば、と考えております。
相談は無料で、個人情報は守られます。
必要に応じて、自助グループ(遺族が集い、思いを共有する場)や法律相談窓口など情報提供させていただきます。
来所相談(要予約)
【実施日】月・水・金の午前(ただし、祝・休日、12月29日~1月3日を除く)
【場所】静岡市こころの健康センター 葵区柚木1014
【お問い合わせ先】054-262-3011