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更新日:2025年3月19日
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特定外来生物オオキンケイギク
5~7月頃にかけて、鮮やかな黄色の花をつけるオオキンケイギク。静岡市内の道端や河原などでよく見かけます。きれいな花ではあるのですが、このオオキンケイギクは、日本の生態系に重大な影響を及ぼすおそれがある植物として、外来生物法による「特定外来生物」に指定され、栽培、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されています。静岡市では、計画的な防除を進めていくため、市内の生息状況を調べています。オオキンケイギクを見かけた方は、ぜひ静岡市まで発見情報をお寄せください。また、家庭や畑に植えている場合は、飛散しないように注意し、処分をお願いいたします。
パンフレット『「オオキンケイギク」防除にご協力ください』(PDF:251KB)
オオキンケイギクとは
- 北アメリカ原産の多年生草本(株から来年も芽を出す植物)。
- 高さ30~70cm程度。
- 葉は茎の下につき、両面に荒い毛がある。
- 花期は5~7月で、直径5~7cmの花をつける。
- 土壌中の種子は数年間生存することがある。
- 刈り取りに対する再生力が強く、外来生物法では、根についても措置を講じる必要があるとしている。
強健で冬季のグランドカバー効果が高く、花枯れ姿が汚くないという理由で緑化のため道路の法面などに利用されていました。
しかし、あまりの強靭さのために一度定着すると、在来の野草を駆逐し、辺りの景観を一変させてしまう性質を持っています。人の手でこれ以上拡げないため、環境省では、平成18(2006)年に「特定外来生物」に指定しました。
オオキンケイギクを発見した方は、発見日時・場所・写真をご提供ください。
情報は、問合せ先にご連絡いただくか、「しぜんたんけんてちょう」情報投稿フォーム(外部サイトへリンク)より投稿ください。