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更新日:2025年3月14日
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特定外来生物カミツキガメ
静岡市では、平成26(2014)年に初めて巴川流域において、特定外来生物のカミツキガメの生息が確認されたことから、平成27(2015)年度より毎年モニタリング調査を実施しています。
カミツキガメとは
特徴
- 長い尾に一列の突起(鱗)が目立つ。
- 腹側の甲羅は小さく、菱形になっている。
- 長い首を伸ばし、素早い動きでかみつく。
生態
基本的には水中で生活し、夜行性ですが、5~6月は産卵のため陸に上がります。
大きさ
甲羅は最大50cm、体重は最大30kgにもなります。
カミツキガメを見かけたら
危険なので、直接触らないでください。
- すぐに各所轄の警察署か静岡市環境共生課へご連絡ください。
- 出来れば逃げないように、大きなバケツ等をかぶせて重しをしておいてください。
- カミツキガメは特定外来生物のため、許可なく、生きたまま運搬、飼育することが禁止されていますので、ご注意ください。
連絡先
- 静岡市環境共生課自然ふれあい係
電話:054-221-1319、メール:kankyou-kyousei@city.shizuoka.lg.jp - 土日祝日の場合
静岡市役所代表電話:054-254-2111 - 葵区で発見した場合(静岡中央警察署)電話:054-250-0110
- 駿河区で発見した場合(静岡南警察署)電話:054-288-0110
- 清水区で発見した場合(清水警察署)電話:054-366-0110
近年のカミツキガメ捕獲状況
- 令和6(2024)年6月7日麻機遊水地第3工区(外部サイトへリンク)
- 令和5(2023)年6月26日麻機遊水地第3工区南側(外部サイトへリンク)
- 令和5(2023)年6月4日清水袖師小学校付近(外部サイトへリンク)
- 令和5(2023)年2月9日麻機遊水地第4工区の南西(外部サイトへリンク)
在来生物・外来生物・特定外来生物とは
在来生物
もともとその地域に住んでいる生物のこと。
外来生物
人為的に移動された生物のこと。※生息範囲内の在来種でも移動したら外来生物。
特定外来生物
外来生物のうち、❶生物・生態系への影響、❷農作物への影響、❸人の生命・身体への影響が大きいと指定された生物のこと。
カミツキガメは特定外来生物に指定された生物のため、次の項目について規制されます。
- 許可なく、生きたまま飼育、運搬することが禁止されます。
- 許可を受けて飼育していたものを、野外へ放つことが禁止されます。
- 許可を受けて飼育していたものを、許可を受けていない者に譲渡し、引渡すことが禁止されます。
詳しくは、環境省HP(外部サイトへリンク)をご覧ください。
静岡市環境総合ウェブサイト「しぜんたんけんてちょう」
しぜんたんけんてちょう(外部サイトへリンク)は、静岡市の環境情報・イベント情報などを発信するウェブサイトです。
楽しくて、便利な情報が盛りだくさんです。ぜひご活用ください。