印刷
ページID:2887
更新日:2024年2月15日
ここから本文です。
住宅改修相談とシミユレーション室の利用について
日常生活の中で不便を感じている方、住宅改修でお困りの方など、ご相談に応じて場面を設定し、専門のスタッフがよりよい生活のためにアドバイスをすることのできる「シミュレーション室」があります。
シミュレーション室のレイアウトは、こちらから(PDF:74KB)
住宅改修で多い工事は、段差解消と手すりの取り付けです。
段差解消には、「床自体のかさ上げ」と「敷居の段差解消」があります。
手すりの取り付けは、どこにでも自由に取り付けられるのではなく、柱や間柱などがないとねじが効かなく、力を加えると外れてしまうことがあるので、下地の補強が必要なこともあります。
- 可動ができる手すりがあります。
- 玄関の上りかまちに、手すりを取り付けることで外出しやすくなりますが、手すりの取り付け位置については注意が必要です。
- 水平手すりの高さは、土間から75~80cm程度、縦手すりの下端は、土間から75~80cm、上端は利用者の肩より10cm上方と言われていますが、利用する方の使い勝手に合った位置が大切です。
- 横手すりは、高さを便座の座面から22~25cm上方
- 縦手すりは、便座先端から15~30cm前方の側面、下端は便座の座面から22~25cm上方、上端は利用者肩より10cm上方
- 手すりの太さは、直径28~32mmと言われていますが、利用者の使い勝手に合った手すりの位置や手すりの種類が大切です。
- 浴室のレイアウトが変えられます。
- 動線を考え、出入り口と浴槽の位置関係や浴槽の高さについても確認する必要があります。
- 手すりの太さも何種類か取り揃えています。
- 手すりのみの使用ではなく、シャワーいす等の入浴補助用具を使う場合の手すりの位置についても、入浴の手順とともに確認することが大切です。
- 昇降するキッチンやテーブルがあります。
車いすの方が、調理、配膳や食事をする時の高さを確認することができます(調理台の高さは、74~80cm、シンクの深さは12~15cmと言われています)。
また、普通の高さ、扉のある調理台もありますので、車いすの方で、足もとが空いていないキッチンの場合の動作について、問題点を確認していただくこともできます。