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更新日:2025年10月1日
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10月は「浄化槽重点月間」
静岡市では、毎年10月を「浄化槽重点月間」と定めています。
浄化槽の所有者等(浄化槽管理者)は、公共用水域等の水質の保全等の観点から、浄化槽による生活排水の処理を適正に実施する必要があります。この期間では、市民の皆様に対して、浄化槽の維持管理や、生活排水による川や海への影響に関心をもっていただくとともに、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を呼びかけます。また、10月1日は、環境省と国土交通省により「浄化槽の日」と定められており、浄化槽の普及促進及び浄化槽法の周知徹底を通じて、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るとともに、公共用水域の水質保全に資することを目的に、全国的に浄化槽に関連した様々なイベントや広報が実施されます。
浄化槽の適切な維持管理
浄化槽は、し尿や生活雑排水(台所や浴室、洗濯等から発生する排水)を微生物の働きを利用して、きれいにしています。ただし、適切な維持管理が行われないと、処理機能が低下し、側溝や河川の汚染の要因となってしまいます。
そのため、浄化槽の所有者等は、「保守点検」、「清掃」、「法定検査」の3つを実施するよう浄化槽法により義務付けられています。
静岡市の水環境を守るためにも、浄化槽の適切な維持管理に努めましょう。
詳しくは、浄化槽の維持管理についてのページをご覧ください。
身近にできる生活排水対策
浄化槽はどんな汚水でも処理できるわけではなく、その処理能力には限界があります。油分を含んだ汚水を大量に流したり、洗剤を大量に使用すれば、微生物の働きが弱まり、ひどい場合は死滅するおそれがあります。そうなると、処理が不十分な水が側溝や河川に流れたり、悪臭の原因になります。
私たちの身近には、ちょっとした心づかいで簡単にできる生活排水対策がたくさんあります。皆さんも、できることから少しずつ始めてみましょう。
詳しくは、家庭でできる生活排水対策のページをご覧ください。
合併処理浄化槽への転換
単独処理浄化槽(みなし浄化槽)を使用すると、生活雑排水は未処理のまま側溝や河川へ放流され、川や海を汚してしまいます。
このため、平成13年(2001年)4月から単独処理浄化槽の新規設置は禁止されました。しかし、すでに設置されている単独処理浄化槽は静岡市内でも数多く存在し、これらは設置してから20年以上経過しています。単独処理浄化槽の寿命は、おおよそ30年ほどといわれているため、現在多くの単独処理浄化槽では、老朽化による破損・漏水・処理能力低下が懸念されています。
これを踏まえ、静岡市では単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を推進しており、条件はありますが、転換にかかる費用の補助制度を設けています。現在単独処理浄化槽をお使いの場合は、合併処理浄化槽への転換をご検討ください。
詳しくは、浄化槽の設置補助制度のページをご覧ください。
月間中の啓発・広報活動内容
法定検査受検の啓発
法定検査受検をはじめとする浄化槽の維持管理の重要性を、メディアミックスによる周知・啓発事業を実施します。
広報紙への記事掲載
静岡市の広報紙「広報しずおか『静岡気分』」10月号に記事を掲載されます。
デジタルサイネージへの広告掲載
各区役所等のデジタルサイネージ(広告付き窓口番号案内表示システム)に、10月1日から31日まで、掲載しています。
葵区
葵区役所戸籍住民課、葵区役所保険年金課、東部市民サービスコーナー、城東市民サービスコーナー、静岡庁舎1階青葉側出入口
駿河区
駿河区役所戸籍住民課、駿河区役所保険年金課、長田支所
清水区
清水区役所戸籍住民課、清水区役所保険年金課、蒲原支所、有度市民サービスコーナー
コミュニティFMでのラジオ放送
エフエムしみず静岡(S-wave76.9)にて、10月6日から26日まで、放送されます。
- 月曜日から金曜日の6時54分~、8時24分~、11時54分~、17時54分~
- 土曜日、日曜日の6時54分~、10時54分~
SATV自治体広報情報提供サービスでのデータ放送
10月1日から31日まで、掲載しています。