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ページID:1812
更新日:2025年2月7日
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不正けしを発見したら
不正けしは麻薬(あへん)の原料となるため、法律で栽培・採取が厳しく規制されています。
不正けしを許可なく栽培していた場合、処罰を受けることがあります。
観賞用として栽培している場合でも、処罰の対象となります。
自宅や近所の庭、畑等で、不正けしと思われる植物を発見した場合には、保健所までご連絡ください。
また、判断がつかない場合には、保健所職員が確認しますので、自生場所をご連絡ください。
不正けしとは
セティゲルム種(アツミゲシ)
けしの仲間は、春から夏にかけて色鮮やかで美しい大きな花を咲かせるものが多く、ガーデニングや切り花用の植物として人気があります。しかし、けしの仲間には、法律で栽培が禁止されているもの(不正けし)があります。静岡市内に自生する不正けしの大部分は、セティゲルム種(アツミゲシ)です。
不正けし(セティゲルム種)の特徴
- 花びらが4枚で、花の色は中央が濃い紫色、外側が薄い紫色のものが多い。
- 開花期の草丈は50~100cmくらいである。
- 葉は、互い違いに茎につき、茎を抱き込むような形をしている。
セティゲルム種の花
セティゲルム種の葉
不正けし(ソムニフェルム種)の特徴
- 一重咲きの花は、花びら4枚で、色は赤、桃、紫、白などがある。
多数の花びらがついた八重咲きの花もある。 - 開花期の草丈は100~160cmくらいである。
- 葉は、互い違いに茎につき、茎を抱き込むような形をしている。
ソムニフェルム種(八重咲)の花
ソムニフェルム種(八重咲)の葉
違法ではないけし(ナガミヒナゲシ)の特徴
- 花びらが4枚で、花の色は橙色~橙紅色である。
- 開花期の草丈は10~60cmくらいである。
- 葉は、深い切れ込みがある。
ナガミヒナゲシの花
ナガミヒナゲシの葉