印刷
ページID:2305
更新日:2024年4月1日
ここから本文です。
1 事業概要(趣旨等)
子ども若者相談センター事業概要
1 設置の趣旨(設置:平成19年4月1日)
少子化、核家族化の進む中で、家庭や地域が従来持っていた子育て、或いは教育に関する機能の低下など、子どもと家庭を取り巻く社会環境は大きく変化しており、その抱える問題は増加、多様化、複雑化している。今後、法的な対応やより深刻な問題に対応する児童相談所レベルのシステムが一層大事になる。と同時に、育児不安等を背景とした身近な子育て相談のニーズに応えるべく、さまざまな家庭が気軽に相談でき、身近な地域で対応するレベルの相談システムもますます必要になってくる。そして、単に相談だけでなく、そこから始まる実際的な援助や援助終了後のフォローアップなどを行うことが望まれる。このような取り組みは一機関だけでまかなうことはできず、さまざまな相談機関が機能的なネットワークで相談者を支えていくことが必要となる。
このような考えから、平成19年4月、乳幼児から学童期を経て青少年期に至るまで(0歳から20歳まで)の、子どもに関するさまざまな問題に対して、
- (1)総合的、横断的に相談を受ける、ガイダンス機能を備えた窓口として、
- (2)福祉(保健)、教育の各部門の連携のもとに支援を行う、相談・支援の中核機関として、「子ども青少年相談センター」が設置された。
その後、平成25年4月に機構改正があり、青少年育成課の係の1つとして「子ども若者相談センター」が置かれる。
2 沿革の概要
平成17年4月 静岡市教育委員会事務局学校教育課で「こども相談センター」(清水庁舎内)「こども相談スペース」(静岡庁舎内)として小中学生の相談及び「こどもホットライン」を、市民局青少年育成課で中学卒業以降~19歳の青少年相談を行う。適応指導教室「ふれあい教室」「はばたく教室」は学校教育課で所管。
平成18年10月 清水教育会館の取り壊しに伴い、「はばたく教室」を新開発ビル「キララシティ」に移して活動開始。
平成19年4月 教育委員会事務局学校教育課及び市民環境局青少年育成課の相談部門を保健福祉子ども局子ども青少年部に移管し、「子ども青少年相談センター」として、0歳~20歳の相談業務を開始。学校教育課の適応指導教室2教室を補助執行する。また、清水地区の小中学生を対象とした相談業務を清水庁舎から「はばたく教室」内に移す。
平成25年4月に「青少年育成課 子ども若者相談センター」(以下、「子ども若者相談センター」という。)となってからは、子ども・若者育成支援推進法の趣旨に沿い、対象年齢を40歳未満までに引き上げるとともに、ひきこもり・ニート等の相談も受け始める。
平成27年4月に「静岡市ひきこもり支援センター」(Dan Dan しずおか)を開設。
平成30年8月に適応指導教室「かがやく教室」を南部生涯学習センター内に開設。
令和5年4月に「ヤングケアラー支援窓口」を子ども若者相談センター内に開設。
令和6年4月に「静岡市適応指導教室」から「静岡市教育支援センター」に名称変更。
3 所在地
- (1)〒420-8602 静岡市葵区追手町5番1号 静岡庁舎本館1階
- (2)〒424-0943 静岡市清水区港町二丁目1番1号 キララシティ2階 はばたく教室内