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更新日:2025年4月2日

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国立大学法人九州大学と連携した「保健・医療・介護等の健康関連データ分析」

わが国では今後、超高齢社会を迎えることから、健康寿命の延伸と健康格差の解消が政策的に重要視されており、住民の健康改善のための効果的な予防的介入の解明が強く求められています。そのため、国は、市町村において、医療レセプトデータ・介護レセプトデータ・健診データ等を住民単位で突合させて、高齢者の保健事業と介護予防を一体的に推進することを求めています。

そこで静岡市役所では九州大学と共同で、このようなデータ(以下、「LIFEStudyデータ」という)を構築し、LIFEStudyデータを利用・解析し、エビデンスを作ることを目的とした研究を行うことになりました。この研究によって、今後の保健事業及び介護予防事業等に関する政策立案の基礎資料を構築するとともに、地域住民の健康増進に資する根拠や解決策を創出していきます。

研究の対象者

静岡市在住で2018年4月1日以降に国民健康保険医療制度・後期高齢者医療制度・介護保険制度・生活保護制度を利用した方を対象にしています。
研究の対象者となることを希望されない方(ご本人またはご家族等の代理人の方)は、健康づくり推進課:054-221-1571までご連絡ください。

研究内容

住民の属性(性別、年齢、併存疾患、健康診断結果など)とその後の生活習慣病および要介護認定の発生や健康寿命の期間の関係を統計学的に調べます。また、市が実施している保健医療介護事業・予防接種・検診の実施によって、その後の健康状態にどのような影響を及ぼしたかを考察します。この研究を行うことで市民の皆様に余分な負担が生じることはありません。

個人情報の管理

個人情報漏洩を防ぐため、静岡市役所内において個人を特定できる情報を全て削除し、匿名化されたデータを九州大学大学院医学研究院医療経営管理学分野に提供し、統計解析が行われます。本研究の実施過程及びその結果の公表(学会発表や論文等)の際には、利用者の皆さんを特定できる情報は一切含まれません。また、九州大学が保有するほかのデータと突合した研究が実施されますが、それをもって利用者の皆さんを直ちに特定されることはないように研究が行われます。

研究期間

研究承認日から2026年3月31日まで

医学上の貢献

本研究成果は住民の健康寿命の延伸と健康格差の解消に役立つ成果が期待できるため、将来、皆様の健康に貢献できる可能性が高いと考えられます。

研究機関

  • (データの管理について責任を有する機関)福岡県福岡市西区元岡744国立大学法人九州大学
  • (データの管理責任者)九州大学大学院医学研究院・准教授福田治久
  • (共同研究機関)LIFEStudyウェブサイト(外部サイトへリンク)からご確認いただけます。
    住所:〒812-8582福岡市東区馬出3丁目1-1、電話:092-642-6960(平日9時〜17時)

お問い合わせ

保健福祉長寿局健康福祉部健康づくり推進課総務係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館12階

電話番号:054-221-1571

ファックス番号:054-251-0035

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