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更新日:2024年2月15日
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清水都心ウォーターフロント活性化検討事業
清水都心ウォーターフロント活性化の検討についての基本理念は「みなと」と「まち」が一体となった清水都心ウォーターフロントを形成し、活性化していくこととしています。そのためには「(清水駅前の)江尻漁港から日の出地区(日の出ふ頭まで)の異なる魅力の拠点を磨き、つなげていく」ことを重点目標として掲げています。平成24年度都市局と経済局が連携し、様々な現状と課題について整理を実施しながら、清水都心ウォーターフロントの目標を設定し、整備イメージや官民連携のイメージを検討することとしました。この検討にあたっては、専門家や地元関係事業者をメンバーとした検討委員会を設置し、各分野間の調整を図りました。短期的な取り組みや、民間活動機会、地域への期待される効果等を含め議論を行ないました。
これまでの経緯
清水都心地区は、港湾機能の発展と共に街が栄えてきたところです。港の開港当初から、日の出地区を中心とした物流機能が盛んに行われてきました
近年、船舶の大型化やコンテナ輸送化の発達に伴い、物流拠点の中心は日の出地区から袖師地区や興津地区へと移動しつつあります。
こうしたことから、市の「総合計画」や「都市計画マスタープラン」、平成20年3月に策定した『清水港ビジョン』や「中心市街地活性化基本計画」等の諸計画に基づきながら、港の賑わい創出についての検討を進めてきています。
また、清水港の全体の方向性についても、港湾管理者である静岡県において策定している「清水港港湾計画」や「駿河湾港アクションプラン」等に基づき取り組みを進めているところです。
物流機能の配置転換とともに、港と一体となって発展してきた清水都心地区の「はたらく港」に「プラス楽しむ港」の要素を加えた地域の活性化を目指す取り組みとして検討を実施していくこととなりました。
第一回活性化検討委員会
第一回清水都心ウォーターフロント活性化検討委員会
日時:平成24年10月3日(水曜日)15時30分~17時30分 会場:静岡商工会議所清水事務所5階会議室
- 第一回清水都心WF活性化検討委員会 資料(本編)(PDF:7,592KB)
- 第一回清水都心WF活性化検討委員会 資料(資料編)(PDF:29,814KB)
- 第一回清水都心WF活性化検討委員会 議事録(PDF:299KB)
第二回活性化検討委員会
第二回清水都心ウォーターフロント活性化検討委員会
日時:平成24年12月18日(月曜日)13時30分~15時30分 会場:港湾会館清水日の出センター別館14階(浪漫館)
第三回活性化検討委員会
第三回清水都心ウォーターフロント活性化検討委員会
日時:平成25年3月8日(金曜日)13時30分~15時30分 会場:港湾会館清水日の出センター別館14階(浪漫館)
活性化検討の概要
平成24年度の成果概要
清水都心ウォーターフロントエリアへ来訪する市民等へのアンケート調査、港湾関係主体への(官・民)へのヒアリングや専門家や地元関係事業者メンバーとした検討委員会により各分野間の調整を図り、短期的な具体的取り組みに焦点を絞った民間活動機会や地域への期待される効果などを含めた議論を実施し、取りまとめを行いました。
清水都心ウォーターフロント活性化検討の概要(PDF:1,804KB)
清水港線跡自転車歩行者道
平成25年度は清水都心ウォーターフロント活性化検討事業の一環として、主に清水港線跡自転車歩行者道をターゲットとして社会実験を行なっています。
静岡商工会議所内にある『清水都心ウォーターフロント活性化検討グループ』による企画、運営、検証といった社会実験を実施中で、これまでに自転車歩行者道の植栽帯の一部を低木から種々の花に植え替えたり、雑草対策としてのユーカリチップをまいて環境向上を行なったり、静岡舞台芸術センターが主催したイベントに共催事業としてマルシェを開催し、ウォーターフロントエリアへの誘客に貢献したり、ランプシェードを作成し、遊歩道に設置して、雰囲気作りを行なったりしています。
今後も清水港線跡自転車歩行者道の魅力発見、賑わい創出に向けた社会実験等をすすめ、憩いや賑わいのある遊歩道の形成に向けて取り組んでいきます。