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ページID:55462
更新日:2025年3月6日
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風間重樹議員の質問への答弁概要
目次
清水庁舎について
庁舎整備事業について
- 庁舎整備について、今後どのようなスケジュールで進めていくのか
- 1月9日の市長定例記者会見であった耐震補強と設備改修はどのような検討をしているのか。また、庁舎を新築する場合の移転先の候補はなぜ清水駅周辺としたのか
- 整備方針については、令和4年度と同様に検討委員会を設置して検討・決定するのか
質問と答弁の概要
質問:庁舎整備について、今後どのようなスケジュールで進めていくのか
清水庁舎整備については、まず、現在の庁舎について、2つの検討が必要です。
ひとつめは、耐震評定結果を受け、耐震補強の方法と費用の検討です。ふたつめは、耐震性とは別問題である経年劣化による設備の補修改修方法と費用の検討です。この検討結果を本年3月末に公表する予定です。
これまでの検討の結果、現清水庁舎の補強・補修改修費が相当な額になることが分かりました。よって、庁舎機能を確保する方法としては、移転新築も候補になり得ます。このため、移転新築の場合の場所や費用も検討し、現庁舎の補修改修の場合と移転新築の場合の比較検討が必要と考えています。
その上で、庁舎機能維持のための、その後の検討の進め方について、これも3月末予定の公表の際に、お示ししたいと考えています。
質問:1月9日の市長定例記者会見であった耐震補強と設備改修はどのような検討をしているのか。また、庁舎を新築する場合の移転先の候補はなぜ清水駅周辺としたのか
まず、耐震補強については、庁舎の執務空間を損なわないよう配慮しながら、どういう強度の補強部材を入れるか、そして、それをどう配置するかなどの検討を行っています。
設備の補修改修については、老朽化が進んでいる機器や配管などが多いため、空調、電気、衛生などの各設備の耐用年数と庁舎の改修後の使用年数を考慮した、費用対効果の高い補修改修の検討を行っています。
次に、庁舎を新築する場合の移転先の候補を清水駅周辺とすることについてですが、3月末の公表予定の比較においては、費用については、補修案と新築案の概算費用の比較に留まります。
補修案と新築案の比較の結果、両者に優劣が明確につかない場合は、より精緻な検討が必要となります。その際には、具体的な新築先における検討が必要ですので、3月以降の追加検討を行っていきますが、その場合には、移転場所の選定が必要となります。
その上で、新築庁舎の規模や機能、費用などの追加検討を行います。繰り返しますが、あくまで補修案と新築案の比較の結果、両者に明確な優劣がつかない場合に、追加検討が必要ということです。
このため、この3月末までの検討においては、新築案の候補地としては、「令和4年度清水庁舎整備の方針(改修)」における検討を参考にし、JR清水駅周辺地区に仮置きします。あくまで仮置きということです。
質問:整備方針については、令和4年度と同様に検討委員会を設置して検討・決定するのか
検討委員会の設置については、現時点では設置は考えていません。
令和4年度の検討委員会において、補修案と新築案を比較検討する基本的な考え方は、すでに整理されています。その考え方をもとに、市の内部で内容を詰めます。その内容について、様々な方の意見を個別に伺った上で、市として最適案をまずお示しをする予定です。
その後、そのお示しした市の案について、広く社会の意見をお聞きしたいと思います。その上で、最終案を決定していきます。