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更新日:2025年1月20日
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可搬型蓄電池を搭載したEVを活用した公用車・社用車運用実証実験
静岡市(静岡市長難波喬司)、静岡ガス株式会社(代表取締役社長執行役員松本尚武)、株式会社LEALIAN(代表取締役佐藤俊)、nicomobi株式会社(代表取締役平井敏郎)は、可搬型蓄電池を搭載したEV(電気自動車)を公用車・社用車として運用する実証実験を行います。
令和7年1月20日(月曜日)~2月26日(水曜日)の期間に、2種類のEVが市内を走行します。
二人乗りボックスタイプ軽自動車(LEALIAN仕様)
一人乗りミニカー「クロスケ」(nicomobi製)
本プロジェクトは、静岡市主催のビジネスコンテスト「UNITE2024」にて最優秀賞を受賞したものであり、再生可能エネルギーの最大活用によるモビリティ分野におけるカーボンニュートラル化の推進、モビリティの電動化の推進、地域防災力の向上等を目指しています。
実証実験の概要
可搬型蓄電池を搭載したEVを公用車・社用車として活用可能かを検証することを目的に、静岡市大谷・小鹿まちづくり推進課の事務所(静岡市駿河区西大谷)と静岡ガス静岡支社(静岡市駿河区池田)の2拠点において可搬型蓄電池を搭載したEV3台を公用車・社用車として導入します。
この検証で得られた結果をもとに、プロジェクトのビジネス化を検討します。
検証項目
- ユーザーの利便性(可搬型蓄電池の交換回数、交換時間)
- 車両の稼働率(一日あたりの走行時間)
- 再生可能エネルギーの循環効率の検証(可搬型蓄電池の稼働による余剰電力の使用量)
- ビジネス化に向けた収益性の評価
可搬電池の概要
- 蓄電池種別「リチウムイオン電池」
- 出力
AC100V:4口(最大3kW)、AC200V:1口(最大3kW) - 容量:11.84kWh
- 重量:約200kg
- サイズ:475×680×650(mm)
- 想定交換時間:約10分
車両の展示
令和7年2月20日(木曜日)と21日(金曜日)の13時~16時の間、静岡市役所静岡庁舎(御幸通り側)で、使用する2種類のEVを展示する予定です。