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更新日:2025年3月27日
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宮川・水上地区の賑わいあふれるまちづくり
宮川・水上地区の土地利用に関するパブリックコメントの実施
現在、宮川・水上地区では、組合(地権者組織)による土地区画整理事業が進められており、公共施設(道路等)の整備や土地造成の完了後には、進出企業等により土地利用が開始されます。
本地区の土地利用に向けては、静岡市大規模集客施設制限地区建築条例(以下、建築条例)による「大規模集客施設の延床面積」、静岡市良好な商業環境の形成に関する条例・指針(以下、商業条例・指針)による「小売店舗の売場面積」の2つの規定が適用されます。
宮川・水上地区の最適な土地利用を図るため、建築条例に係るパブリックコメント(意見公募手続)及び商業条例・指針に係るパブリックコメント(市民参画手続)を実施しました。
都市計画の決定・変更
令和6年8月16日、宮川・水上地区における都市計画の決定(地区計画)・変更(用途地域、特別用途地区、高度地区)が告示されました。
詳しくは、都市計画課のページをご覧ください。
大谷・小鹿地区のまちづくり
大谷・小鹿地区(125ha)は、平成19(2007)年からまちづくりの方針について検討を行い、平成25(2013)年3月に土地利用の方針その他のまちづくりの基本構想を示すため、「大谷・小鹿地区まちづくりグランドデザイン」を策定しました。
大谷・小鹿地区は、恩田原、片山、富士見台二丁目・三丁目、宮川、水上、西大谷のうち、市街化調整区域に指定され、農業主体の土地利用をしていた地区です。
JR静岡駅から南東に約3.5kmに位置し、地区中央部に令和元(2019)年9月、新たに「日本平久能山スマートインターチェンジ」が供用され、関連する周辺道路の整備と併せて、道路交通環境の飛躍的な向上が見込まれています。
大谷・小鹿地区におけるまちづくりの必要性
- 新ICの供用と、関連する周辺の道路整備とあわせて、道路交通環境の飛躍的な向上が見込まれています。
- 静岡市に残された数少ない、まとまった非都市的平坦地であることから、静岡市全体の発展につながる大きな可能性を秘めた重要な地区です。
- 農業従事者の高齢化や後継者不足から農業環境の悪化が懸念されます。
- 新ICの供用開始により新たな土地利用意向が高まり、無秩序な開発が進む可能性が危惧されます。
大谷・小鹿地区におけるまちづくりの方針
- 新たな産業集積により雇用を創出し、地域経済の活性化を目指します。
- 新ICによる交通利便性の向上を活かし、周辺の「観光」資源の磨き上げと呼応した相乗効果を目指します。
- 営農意向の反映をしながら農業を展開し、「健康」志向に応えるまちづくりを目指します。
- 市民や企業が安心した活動ができるように、災害と環境に配慮したまちづくりを目指します。
大谷・小鹿地区の位置図
宮川・水上地区のまちづくり
宮川・水上地区は大谷・小鹿地区の中で東名高速道路の南側に位置する地区です。
日本平久能山スマートIC出入り口という交通利便の優位性を活かした「交流エリア」として、市外からの来訪者を“静岡ファン”にしていけるような魅力のある交流機能の導入、農業や工業など他の導入機能との相乗効果を生み出すことを目指します。
(事業認可時)
- 事業面積:約47.1ha
- 事業区域:駿河区宮川、水上
- 総地権者数:326人
宮川・水上地区まちづくり計画
令和元年度
平成30(2018)年度に作成した宮川・水上地区まちづくりビジョンを基に事業の実現性を高めるため、延べ11回の住宅関係者説明会と述べ4回の権利者ワークショップを開催し、参加した地権者から寄せられた意見を宮川・水上地区まちづくり計画へ反映しました
土地利用計画図の変更
令和2(2020)年度
準備組合役員と協力し、土地区画整理事業の事業化に向けた詳細な検討を進め、令和3(2021)年1月に検討状況を権利者の方に「宮川・水上地区まちづくり」を送付し周知しました。
令和3(2021)年度
令和3年1月に送付した「宮川・水上地区まちづくり」で示した図面から一部土地利用と公共施設の配置について下図のとおり変更しました。
土地利用の変更
仮同意時の意向調査及び営農希望者ヒアリング、個別説明会の実施結果を踏まえ、次の2点を変更しました。
- 永続農業エリアの南側の1ブロックを当面農業エリアへ変更
- 広野大谷線沿いを積極的に土地活用を推奨する沿道利用として設定
公共施設の配置変更
関係機関との協議を踏まえ、次の2点を変更しました。
- 調整池の大きさを個別に調整
- 将来的な交流施設の立地を踏まえ、付加車線用地(右折レーン)を追加
令和6(2024)年度
主な変更箇所
- 調整池の形・場所の変更
- 区画道路の変更
- 公園位置の変更
- 緑道(歩道)の創設
- 地域交流エリアの設置
経緯/まちづくりニュース
宮川・水上土地区画整理組合設立までの経緯
- 宮川・水上地区準備検討会の設立
平成28(2016)年6月、市と連携し、早期の事業実現に向けて進出企業の確保を目的に企業との情報交換等を行うため、権利者の有志により設立しました。 - 開発手法の検討と企業誘致
交流エリアの事業実施のため、民間開発者による投資の可能性について、有識者への相談や企業ヒアリングを実施し、開発手法の検討をしています。 - 仮同意と土地利用意向調査
令和元(2019)年12月、権利者説明会を開催し、宮川・水上地区のまちづくり計画の説明を行いました。
その後、令和2(2020)年1月にまちづくりについて、土地区画整理事業の事業化に向けた詳細な検討を進めることへの仮同意と土地利用意向の調査を行いました。
集計した結果、取得率80%を超える仮同意を得ることができました。 - 宮川・水上地区準備組合の設立
令和2年7月、土地区画整理組合の設立に向けて権利者の更なる合意形成を図っていくため、準備組合が設立されました。 - 同意と土地利用意向調査
令和3(2021)年7月6日、健康文化交流館「来・て・こ」で総会を開催し、権利者の皆様に事業計画(案)、定款(案)等についての説明を行いました。総会後、地権者の皆様に事業計画(案)、定款(案)についての同意と土地利用意向調査を行い、土地区画整理組合設立認可申請に必要な法定同意数(2月3日以上)を大幅に超える同意を得ることができました。 - 宮川・水上土地区画整理組合の設立認可
令和4(2022)年2月7日、準備組合より静岡市に対して組合の設立認可申請書が提出され、令和4年4月21日に土地区画整理組合の設立が認可されました。 - 宮川・水上土地区画整理組合の設立総会開催
令和4年5月14日、JA静岡市本店にて組合の設立総会が開催され、役員の選定や諸規程の審議を行いました。
大谷・小鹿まちづくりニュース/宮川・水上地区まちづくりニュース
権利者の方へまちづくりの現状を周知するため、まちづくりニュースを送付しています。
- 大谷・小鹿地区まちづくりニュース(令和7年3月号)(PDF:2,516KB)
- 大谷・小鹿地区まちづくりニュース(令和6年3月号)(PDF:2,570KB)
- 大谷・小鹿地区まちづくりニュース(令和5年3月号)(PDF:1,707KB)
- 大谷・小鹿地区まちづくりニュース(令和4年3月号)(PDF:1,539KB)
- 大谷・小鹿地区まちづくりニュース(令和2年11月号)(PDF:521KB)
- 宮川・水上地区まちづくりニュース(令和元年12月号外)(PDF:402KB)
- 大谷・小鹿地区まちづくりニュース(令和元年5月号)(PDF:893KB)
- 大谷・小鹿地区まちづくりニュース(平成30年4月号)(PDF:1,431KB)
- 大谷・小鹿地区まちづくりニュース(平成29年6月臨時号)(PDF:1,040KB)
宮川・水上地区まちづくりビジョンの検討経緯
大谷・小鹿地区グランドデザインを踏まえ、地権者主導のまちづくりを実現するため、平成30(2018)年度に地元企業と地権者が連携した「宮川・水上地区まちづくり検討会議」において、まちづくり組織の検討、まちづくりビジョン・土地利用計画図案の作成等を行いました。
- 報告書(全体)(PDF:7,914KB)
- 報告書(目次、序章:業務の概要)(PDF:473KB)
- 報告書(第1章:まちづくり検討会議の設立)(PDF:3,863KB)
- 報告書(第2章:地権者ワークショップの実施)(PDF:1,370KB)
- 報告書(第3章:市民ワークショップの実施)(PDF:469KB)
- 報告書(第4章:多様な企業への進出呼び掛け)(PDF:563KB)
- 報告書(第5章:実現が期待されるまちづくりの概要)(PDF:1,649KB)
- 報告書(第6章:エリアマネイジメント組織に移行する準備会の設立支援)(PDF:347KB)
業務代行者の決定
静岡市宮川・水上土地区画整理組合では、令和4年5月の組合設立総会にて業務代行者を
「竹中土木・グリーン・ウェーブ・アーキテクツグループ」に決定しました。