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更新日:2024年2月15日
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危険です!ふぐの素人料理
ふぐの食中毒に注意!
- 令和元年、静岡市では家庭における素人料理によって食中毒が発生しました。
- 食中毒事故の中でも特に死亡例が多いのがふぐによる食中毒です。
- ふぐ食中毒事故の大半は家庭での無免許調理によるものです。
- 釣ったふぐを自分で調理したり、他人に譲り渡したりすることが事故につながっています。
ふぐ毒「テトロドトキシン」の怖さ
- 麻痺による呼吸困難から死に至る神経毒
- 食後20分から3時間程度の短時間で症状が現れる
- 毒の強さは青酸カリの500~1000倍といわれ、わずかな量を摂取しただけで死につながる
- 特効薬がない
- 通常の調理による加熱では分解しない
- ヘビ毒などと異なり、胃液や消化酵素でも分解できない
- ふぐの種類だけでなく、季節や漁獲地域によって有毒部分や毒量に差がある
ふぐを釣っても、食べない・あげない・持ち帰らない!
- 営業行為としてふぐを取り扱うことができるのは「ふぐ処理師」の資格を持つ人が、「ふぐ取扱い施設」の登録を受けた施設で行う場合だけと条例で定められています。
- 営業行為でなくても、資格を持たない人が素人判断で処理したり、食べたりすることは絶対にやめてください。
- ふぐを釣ったら、持ち帰ったり、他人にあげたりせずに、その場で海に返してあげましょう。
- 釣ったふぐをもらったら、たとえ調理した後のものであっても食べないで処分してください。
件数 | 患者数 | 死者数 | |
---|---|---|---|
平成25年 | 16 | 21 | 0 |
平成26年 | 27 | 33 | 1 |
平成27年 | 29 | 46 | 1 |
平成28年 | 17 | 31 | 0 |
平成29年 | 19 | 22 | 0 |
(厚生労働省食中毒統計資料より抜粋)
お問い合わせ先⇒静岡市保健所 食品衛生課
- ふぐ処理師、営業に関するお問い合わせ→054-249-3161(営業指導係)
- 一般的なふぐ食中毒に関するお問い合わせ→054-249-3162(監視検査係)