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更新日:2024年12月20日
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人宿町人情通りにおける人中心の道路空間創出実証実験
静岡市では、人宿町人情通り(葵区人宿町ほか)で、人中心の道路空間を創出することを目指した実証実験を行っています。
実験は、12月25日(水曜日)でいったん終了する予定でしたが、より検証を深めるために、令和7年夏季頃まで継続することとしました。
ご理解とご協力をお願いします。
実施概要
目的
人宿町人情通りは、近年、沿道の建物のリノベーション等により、魅力的で特徴のある店舗が数多く出店しています。そうした中、沿線事業者からは、積極的に道路空間を活用し、官民連携で地域の賑わい創出を行いたいとの要望があるものの、歩道が狭いことに加え、通過車両の速度超過や一時停止不遵守等により、そうしたニーズに対応できていないといった課題があります。
そのため、本実証実験は、この課題解決に向けて、歩行者の利便増進を図るための路肩の活用を検討するためシケイン構造(注1)を実験的に再現することで、通過車両や速度超過、一時停止率に効果があるのかを検証するために実施します。
- (注1)車両の通行部分の線形をジグザグにしたり蛇行させたりして、運転者に左右のハンドル操作を強いることにより、車の走行速度を低減させる道路構造
期間
令和6年10月4日(金曜日)から令和7年夏季頃まで
場所
人宿町人情通りの一部
実施内容
道路上にユニット式パークレットを設置することで、シケイン構造の再現(PDF:472KB)と滞留空間の創出(JPEG:2,570KB)を行います。
検証内容
本実証実験における効果検証として、以下2点を行います。
1.シケイン構造の車両への有効性を、車両分析(通過車両量や車両制動状況)により検証します。
2.シケイン構造によって生じた空間の利活用状況を、定点カメラ分析(歩行者量、パークレットの滞在者量、停車車両量など)により検証します。