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更新日:2026年4月9日

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プレコンセプションケア

プレコンセプションケア(通称「プレコン」)は、すべての人が生涯にわたり、身体的・精神的・社会的に健康な状態でいるために、「性別を問わず、適切な時期に、性や健康に関する正しい知識を持ち、妊娠・出産を含めたライフデザイン(将来設計)や将来の健康を考えて健康管理を行う」取り組みです。

  • 結婚や妊娠・出産、子育ては、それぞれの価値観や考え方が尊重されるべきものですが、将来、妊娠・出産を望んだとき、「選べる自分」でいるためには、正しい知識を、適切な時期に知っておくことが必要です。「妊娠前に限らず、日頃から性や健康について正しい知識を持ち、自分の身体を大切にすることが、生涯にわたる健康づくりにもつながる」という考えから、全ての人にとって自分の健康と未来のために大切な取り組みです。

  • この「プレコン」には、自分自身の身体や将来を見つめるきっかけとなり、より良い人生設計や健康づくりにもつながる視点が詰まっています。

  • はじめようプレコンセプションケア(こども家庭庁作成啓発動画)

プレコンセプションケア普及啓発画像2

なぜ、プレコンセプションケアが必要なの?

妊娠・出産には適切な時期があり、また健康であることも大切です。10代の若いうちから、正しい知識を得て、自分のライフプランに合わせて自分の健康と向き合い生活することで、未来のより豊かな生活を築き、自分らしい幸せ(well-being)を実現できます。望む人には将来の健やかな妊娠・出産に繋がります。

人生100年時代を生きるために

こどもを持つ選択をする、しないにかかわらず、プレコンセプションケアを行うことで、より豊かな人生につながります。

リスクの高い妊娠の増加

若い女性の痩せや肥満の増加、出産年齢の高齢化などから、妊娠中の合併症など母体へのリスクや、流産など赤ちゃんへのリスクが高い妊娠が増加しています。
プレコンセプションケアにより、妊娠前にリスクを減らすことが、すこやかな妊娠、出産や、生まれてくる赤ちゃんの健康につながります。

不妊や健康の悩みの増加

生理不順を放置していたり、生理痛を我慢していたりすることが、将来の不妊の原因になることがあります。
妊娠や出産に関する正しい知識を得て、行動し、将来の不妊のリスクを減らしましょう。

プレコンセプションケア画像

自分の健康・生活をチェック(プレコンチェック)してみよう!

将来のために、今の自分を大事にできていますか?

まずは、今の自分の健康のためにできることから始めるために、プレコンチェックをしてみましょう!

プレコンチェックシート(引用元:国立成育医療研究センター)

やってみよう!今からできること

毎日の生活習慣を整えることが大切です。まずは、ご自身の生活習慣を振り返ってみましょう。また、若い頃からの健診やワクチン接種などが大切です。

プレコンチラシ

1.適正体重を維持しよう

過度なダイエットなどによる若い女性の「やせ」は、貧血、肌荒れ、骨密度や筋力の低下などを引き起こします。また、月経不順や不妊、低出生体重児の原因になるなど、将来の妊娠・出産にも影響を与えます。

一方、栄養過多や太りすぎは、将来、糖尿病や高血圧などさまざまな病気のリスクを高めます。

やせも肥満も、不妊や妊娠・出産のリスクを高めます。男性の肥満も不妊と関連するという報告があり、注意が必要です。

このため、まずは、健康を考える上での目安となる「適正な体重」について知りましょう。

「適正体重」とは、肥満度を表す体格指数(BMI)という指標が18.5~24.9となる体重をいいます。健やかな毎日やライフプランを実現していくには、自分自身の適正体重を知り、適正に維持していくことが大切です。

2.バランスの良い食事をしよう

「やせ」や「肥満」による健康上のリスクを知り、毎日、3食、「主食+主菜+副菜」を意識した栄養バランスの良い食事をとりましょう。

また、妊娠前から妊娠初期にかけて、葉酸というビタミンをしっかり採ることで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の予防につながります。神経管閉鎖障害とは、胎児の神経管ができるとき(受胎後およそ28日)に起こる先天異常です。妊娠を知るのは神経管ができる時期より遅いため、妊娠を希望する女性は妊娠の1ヵ月前から、しっかり葉酸を摂取しましょう。

3.禁煙しよう・受動喫煙を避けよう

タバコは、がんや心臓病をはじめ、たくさんの病気を引き起こします。また、男女ともに不妊症のリスクが増加し(女性の場合、卵巣機能の低下や卵子の質にも悪影響を与えることが知られています。男性の場合も、精子の質を著しく低下させることが知られており、精子のDNAに損傷を与えることが研究で明らかになっている)、特に妊娠中の喫煙や受動喫煙は、流産、早産、周産期死亡、赤ちゃんの低体重を引き起こす可能性があります。

将来の自分の健康やライフデザインを考えるうえで、たばこの知識や影響、受動喫煙などについて知っておきましょう。

4.アルコールは控えよう

妊娠中にお酒を飲むと、アルコールは胎盤を通って赤ちゃんにも影響し、胎児性アルコール症候群の原因となり、胎児の脳や身体の発育を阻害するものになります。妊娠を考えた時からアルコールは控えて、妊娠中、授乳中は禁酒をしましょう。

5.若いころから健診を受けよう

女性は20歳代、男性は30歳代から「がん世代」と言われています。

子宮頸がん検診や健康診断を定期的に受けましょう。

比較的若い世代の女性に発症しやすい子宮頸がんは、そのほとんどがHPVの感染が原因で起こりますが、HPVの感染を防ぐ「HPVワクチン」の接種により、子宮頸がんの発症リスクを低くすることができます。

6.感染症を予防しよう

性感染症について正しい知識をもちましょう。

性感染症は、早めに治療すれば治すことができるものもありますが、再発することも多く、治療が不完全だと慢性(まんせい)化することもあります。がんや妊娠しにくさ(不妊症)などの原因になることもあります。感染しないこと、感染させないことが大切です。思い当たることがある人は、婦人科や泌尿器科で相談して、しっかりと治療することが大切です。

また、妊娠中に風疹に感染すると、赤ちゃんが先天性風疹症候群を発症し、心臓の病気や白内障、難聴を患うリスクが高まります。男女ともに、風疹の予防接種を受けているか母子手帳で確認をして、必要であれば妊娠を考える前に予防接種をしましょう。

7.かかりつけ医を持とう

現代の女性は、妊娠・出産回数が減ったことで月経回数が増え、月経に関する症状で日常生活に支障をきたす人が増えています。子宮内膜症を発症する人も多く、なかには、ひどい月経痛や不妊に至ることもあります。我慢できない痛みなど、月経に関する悩みや性感染症など、気になることがあればいつでも相談できる婦人科医を見つけておきましょう。

もっとプレコンセプションケアについて知ろう!

1.動画で知ろう

プレコンセプションケア啓発動画2022は、国立成育医療研究センターが作成した動画です。

プレコンセプションケア啓発動画2022(引用元:国立成育医療研究センター)(外部サイトへリンク)

2.マンガやQAで知ろう

こども家庭庁が2025年10月にリニューアルした、若者向けのプレコンセプションケアに関する情報提供ウェブサイトです。
からだや性・妊娠などの健康に関する正しい情報をマンガや、動画、分かりやすいQA形式コンテンツで知ることが出来ます。プレコンセプションケアを初めて知りたい人や、性や生殖に関する知識を身につけたい方にお勧めです。

はじめようプレコンセプションケア(引用元:スマート保健相談室(こども家庭庁作成)(外部サイトへリンク)

掲載されている情報例(情報例はごく一部です。他にもたくさんの情報が掲載されています)

マンガでプレコン!(プレコンって知ってる?)

マンガでプレコン!(生理だから痛いのは仕方ない?)

生理の周期が不規則、これって病院に行ったほうがいいの?、月経周期以上と無月経

生理中の腹痛の原因は月経困難症かも?

実は男性にも原因がある?、知ってほしい男性不妊とは?

ライフデザインのために知ってほしい妊娠と年齢の関係とは?

3.プレコンActionを知ろう

18歳以上の人に、ぜひ読んでほしいのが「プレコンノート」です。
プレコンセプションケアのポイントを学びながら5つのプレコンActionを起こす準備ができます。

プレコンセプションケアのポイントを学びながら、気になること・できることから始めてみましょう!

プレコンノート(引用元:国立成育医療研究センター)(外部サイトへリンク)

プレコンセプションケアに関する静岡市のとりくみ

1静岡市性と健康の相談センター

2静岡市オンライン相談窓口(令和8年10月開設予定)

3風疹対策事業

4HPV(子宮頸がん)ワクチン

5がん検診

参考資料など

プレコンリーフレット

しずおかプレコン(静岡市健康づくり推進課作成)

チラシ(PDF:1,003KB)(A4版)

プレコンセプションケアちらし(こども家庭庁作成)

チラシ(PDF:139KB)(A4版)

プレコンセプションケアをもっと知りたいかたへ

国立成育医療センター(外部サイト)

はじめようプレコンセプションケア(引用元:スマート保健相談室(こども家庭庁サイト))

不妊・不育専門相談のご案内

静岡県不妊・不育専門相談のご案内(外部サイト)

静岡県不妊・不育専門相談センターでは、専門の相談員が相談に応じます。

不妊治療に関する助成制度のご案内

保険診療による生殖補助医療と併用して「先進医療」による不妊治療を受けられた夫婦等に対して、治療費の一部を補助します。

不育症の治療または検査に要した費用の一部を助成します。

不育症とは、妊娠はするけれど、流産や死産、早期新生児死亡などを2~3回以上繰り返して、子どもを持てない状態をいいます。不育症の検査には、子宮形態検査、内分泌検査(甲状腺機能、糖尿病検査等)、血栓を作りやすくする要因を調べる検査などがあります。

性と健康に関する相談先

はじめようプレコンセプションケア(引用元:スマート保健相談室(こども家庭庁サイト))では、お悩み事に身近な相談先を検索できます。

お問い合わせ

こども未来局こども家庭福祉課 

電話番号:054-221-1574

ファックス番号:054-221-5027

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