印刷
ページID:58949
更新日:2026年6月26日
ここから本文です。
浜田佑介議員の質問への答弁概要
目次
モートンベイ市との都市間交流について
モートンベイ市訪問団の来静について
質問と答弁の概要
質問:モートンベイ市訪問団の来静の成果と今後の展開についてどのように考えているか。
今回の来静における最大の成果は、静岡市とモートンベイ市との間で、経済、海洋、教育、スポーツ、観光の幅広い分野での連携を目的とした「都市間交流に関する覚書」を締結したことです。
この覚書により、近年の相互訪問や意見交換を通じて確認してきた交流の内容について、正式な枠組みとして位置付けることができました。
覚書の締結式において、フラナリー・モートンベイ市長からは、モートンベイ市が海外の都市と覚書を締結するのは静岡市が初めてであり、歴史的な日であるとの発言がありました。
静岡市にとっても、オーストラリアの都市と覚書を締結するのは今回が初めてとなります。
また、覚書の締結に加え、各分野における具体的な交流のきっかけをつくれたことも、大きな成果であると考えています。
これまでの静岡市の姉妹都市交流は人的・文化的な交流が中心でした。
モートンベイ市との覚書は、新しい取り組みとして、経済を中心とした幅広い分野で連携をしていくことに特徴があります。
私は、この覚書をきっかけに、各分野における連携が進み、両市の発展や地域経済の活性化につながることを大いに期待をしています。
そして、今回の来静を通じて、その確かな可能性を実感することができました。
まず経済分野では、モートンベイ市は人口約52万人の都市ですが、今後30年で100万人規模に達し、域内総生産も今後15年で約4兆円規模となることが見込まれています。
私は、こうした成長が見込まれる都市との経済交流が、市内企業の販路拡大や新たなビジネス機会の創出につながるものと考えています。
その具体化に向けて、モートンベイ市の経済関係者に対し、市内企業等が自社の強みを直接紹介をしました。
これを契機として、既に企業同士でAI関連の協業の話が進んでいます。
次に、海洋・教育分野ですが、モートンベイ市は、まさに名前の通りモートン湾、モートンベイを臨んでいます。静岡市は駿河湾を臨んでいます。2つの市は、極めて似た関係にあります。フラナリー市長のおっしゃっていた、まさにツインシティとも言えます。
両市は海洋を重要な地域資源としており、それぞれが有する研究機関や大学の強みを生かした共同研究や人材交流の発展が期待できます。
滞在中には、市内大学やサンシャインコースト大学等との間で意見交換が行われ、海洋分野における共同研究やコンソーシアム形成についても話し合われました。
次に、スポーツ分野では、2032年のブリスベン・オリンピック・パラリンピックの開催を背景に両市のスポーツ交流の発展が期待できます。
このモートンベイですが、このブリスベンと隣り合っている都市ですので、ブリスベン・オリンピックはモートンベイでも開かれるということになります。
最後に、観光分野では、消費単価の高いオーストラリア人旅行者の誘客拡大が期待できます。
経済分野やスポーツ交流を通じて静岡市の認知度や関心を高めることで、静岡を訪れる旅行者の増加につなげていきたいと考えています。
今回の来静を通じて、経済をはじめとする各分野で具体的な連携の土台を築くことができました。
今後は、覚書に基づく取組を着実に進め、その成果を市内企業の海外展開や人材交流につなげることで、両市の発展と地域経済の活性化を図っていきます。