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更新日:2026年3月31日
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小児用肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチンによって、肺炎や髄膜炎などの重篤な疾患の予防ができます。生後2か月から初回の接種を行い、一定期間を経て追加の接種を行います。
肺炎球菌について
肺炎球菌は、健康な乳幼児の鼻や喉にも良く見られる常在菌ですが、時として髄膜炎、菌血症などの重篤な侵襲性感染症を引き起こします。特に肺炎球菌性髄膜炎は、命に関わる可能性もある恐ろしい病気ですので、ワクチンで予防することがとても重要です。
小児の肺炎球菌による侵襲性感染症は、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で注意が必要です。
<侵襲性感染症とは>
本来、無菌状態であるはずの血液や髄液の中に、何らかの原因で細菌が入り込んで起こる感染症のことで、その症状は一般的に重くなる傾向があります。
20価ワクチンの定期接種化について
令和6年10月1日から、小児に対する「20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)」が定期接種の対象となりました。そのため、「15価肺炎球菌ワクチン(バクニュバンス)」もしくは「20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)」のワクチンを使用し接種をお願いします。
なお、「13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)」は定期接種の対象から除外されました。
予防接種の概要
対象年齢
生後2か月から5歳未満
標準的な接種期間
- 初回接種:生後2か月から7か月未満
- 追加接種:1歳から1歳3か月未満
接種回数と接種スケジュール
小児用肺炎球菌ワクチンの標準的な接種回数は初回接種3回と追加接種1回の合わせて4回ですが、接種開始月齢や、2回目以降の接種時期によっても接種回数が変わることがあります。詳しくは以下をご覧ください。
標準的な例
接種開始:生後2か月から生後7か月に至るまで
- 初回接種(3回)
27日以上の間隔を空けて、2歳の誕生日の前日までに3回接種
※2回目の接種が1歳の誕生日を過ぎた場合、3回目の接種は行わず、追加接種のみを行います。
※2回目の接種が1歳の誕生日以前であっても、3回目の接種を行う前に2歳の誕生日を迎えた場合は、3回目の接種は行わず、追加接種のみを行います。 - 追加接種(1回)
1歳の誕生日以降、初回接種終了後60日以上の間隔を空けて1回接種
その他の例
接種開始:生後7か月から1歳に至るまで
- 初回接種(2回)
27日以上の間隔を空けて、2歳の誕生日の前日までに2回接種
※2回目の接種を行う前に2歳の誕生日を迎えた場合は、2回目の接種は行わず、追加接種のみを行います。 - 追加接種(1回)
1歳の誕生日以降、初回接種終了後60日以上の間隔を空けて1回接種
接種開始:1歳以上2歳に至るまで
60日以上の間隔をあけて2回接種
接種開始:2歳以上5歳に至るまで
1回接種
接種費用
無料
持ち物
- 保護者(同伴者)の身分証明書(マイナンバーカード等)(特例対象者の場合は本人のもの)
- 母子健康手帳
- 予防接種シール
予防接種シールをお持ちでない方は、「静岡市の予防接種シールをお持ちでない方へ」のページをご覧ください。
実施場所
- 予約が必要な場合がありますので、医療機関に直接お問合せください。
- 市外の医療機関で接種を希望する場合、事前に手続きが必要です。「静岡市外の医療機関でお子様が定期予防接種を受けるときは」のページから手続きをしてください。
使用するワクチン
- 2024年10月以降、原則として、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を使用します。
- 沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15)も使用可能です。
- 沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV15)で接種を開始した方は、原則としてPCV15で全ての接種を行ってください。ただし、当該ワクチンの取扱いがない等の理由により同一ワクチンの接種が困難な時は、接種を実施する医師がその旨の説明を行い被接種者の保護者が同意を得た場合に、原則によらないものとします。
ワクチンの副反応
沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)において、稀に報告される重い副反応として、ショック、アナフィラキシー、けいれん、血小板減少性紫斑病があります。
その他の副反応については、以下のとおりです。
局所症状(注射部位)
疼痛、圧痛:59.9%
紅斑:57.3%
腫脹:45.1%
硬結:1%未満
蕁麻疹、皮膚炎、そう痒感:頻度不明
胃腸障害
食欲減退:46.2%
下痢、嘔吐:1%未満
精神神経系
易刺激性:79.3%
傾眠状態:78.5%
泣き、筋緊張低下ー反応性低下発作、不安定睡眠:頻度不明
その他
発熱:39.4%
皮膚
発疹、紫斑、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎:1%未満
蕁麻疹、蕁麻疹様発疹、血管性浮腫、多形紅斑:頻度不明
過敏症反応
注射部位過敏反応:1%未満
顔面浮腫、呼吸困難、気管支痙攣:頻度不明
呼吸器
感冒(鼻咽頭炎等):頻度不明
血管及びリンパ系障害
注射部位に限局したリンパ節症:頻度不明
副反応・健康被害について
ワクチン接種後に何らかの症状が生じ、医療機関を受診した方は、接種との関連性が認定されると、医療費・医療手当が支給される場合があります。
該当する方は以下のリンク先をご確認ください。