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更新日:2025年2月10日
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ペットが原因で火事に⁉
生活に癒しを求めて、ペットを飼う人が増えていますが、ペットが関係した火災事例を紹介します。
≪ケース1≫観賞魚用ヒーター
熱帯魚の飼育に使用する観賞魚用ヒーターは、阪神淡路大震災を契機に安全装置が取付けられてきましたが、安全装置のないものも、まだまだ多く見受けられます。
可燃物との接触により出火する危険も水槽の掃除をするために、観賞魚用ヒーターを水槽から取り出し机の上に置いたところ、うっかりスイッチを切り忘れたため、火災になった事例もあります。
対策ポイント
- 水槽の掃除は、電源を切ってから行う。
- 水槽から取り出すときは、ヒーターが冷めてから取り出す。
- ヒーターの戻し忘れに注意する。
可燃物との接触により出火する危険も
≪ケース2≫保温電球
インコや爬虫類のゲージなどに、保温電球を設置される方もいらっしゃると思います。
やけどをしないよう、高熱にならないと思っている方も多いと思いますが、接触時間が長くなることで、じわじわ熱が伝わり、出火する事故もあります。
対策ポイント
- ペットが触れないような位置に設置する。
- 転倒防止やガードを電球につける。
- 電球にホコリ等が溜まらないよう掃除する。
ペットが保温電球に触れ、落下したことで火災に
≪ケース3≫傷つけ、汚れ
犬や猫は、住宅の柱や家具を噛んだり、爪とぎをして傷つけることがあります。また、思わぬところで、糞尿をしてしまうこともあると思います。
このような行為により、電気コードを傷つけてショートにより火災が発生したり、電化製品に、糞尿がかかった状態で使用を続けたことで、本来の通り道でない部分に電気が流れてしまい火災になることがあります。
対策ポイント
- ペットの触れるところに、コードを設置しない。
- コードの傷つきは、日頃から点検し、傷があったら交換する。
- 外出や部屋を離れるときは、コンセントからプラグを抜く。
ペットの尿が、電子レンジの基板にかかり出火
ペットがコードを噛んだことで、ショートしたもの
ペットと一緒に、安全・安心な生活を送るためにも、日頃から注意しましょう。