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更新日:2025年12月3日

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高木強議員の質問への答弁概要

人口増加策と市街化調整区域の活用について

優良田園住宅制度の導入

早期に対応できる方法として、優良田園住宅制度を実施すべきと考えるが、市はどのように考えているか。

これまで静岡市では、市街化調整区域における住宅地開発は極めて限定的です。

唯一、地区計画制度を活用して開発できるようにしていましたが、議員ご指摘のように、手続きが煩雑で、時間がかかる運用になっていて、結果、この20年、市街化調整区域における住宅地開発は、1件も実現をしておりません。

優良田園住宅制度も、市街化調整区域における住宅地開発を進める一つの方法です。場所によっては、優良田園住宅制度がよい場合もあるでしょうし、より柔軟な手法である地区計画制度のほうがよい場合もあると思います。
したがって、具体的な場所で、どちらでやったほうが良いのかということを検証していくというのが良いのではないかと思います。
あっちがいいだろう、こっちがいいだろうという話を続けても、堂々巡りになってしまいますので、やはり具体的な場所で、先ほどのような150平方メートルのところに300平方メートル以上の優良田園住宅制度が似合わないのか、似つかわしくないのかどうかあたりも、しっかりと検証していけばよいのではないかと思います。

その一方で、議員ご指摘のとおり、この市街化調整区域における地区計画制度の運用については、手続きが煩雑で時間がかかる運用となっていますので、抜本的な見直しを行い、優良田園住宅制度と同じくらいの手続きと時間で、地区計画制度が活用できるようにして、令和8年度中には、例えば地区計画制度でやる場合であっても、市街化調整区域内での住宅地開発が可能となるよう対応していきます。

繰り返しますけれども、優良田園住宅制度を否定するものではありません。

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