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更新日:2026年2月2日
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BCG予防接種
BCGワクチンによって、結核による重篤な感染症の予防ができます。生後5か月になったらBCG予防接種を受けましょう。
結核について
- 結核は、結核菌によって発生するわが国の主要な感染症の一つです。
- 結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。
- 特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。
ワクチンについて
- 多くの文献を総合的に評価した結果、乳幼児期にBCGワクチンを接種することにより、結核の発症を52~74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度予防することができると報告されています。
- 一度BCGワクチンを接種すれば、その効果は10~15年程度続くと考えられています。
- BCGワクチンに関する情報は、厚生労働省のホームページ(外部サイトへリンク)でもご確認いただけます。
予防接種の概要
対象者
1歳未満(1歳の誕生日の前日まで)のお子さま
標準的な接種期間
生後5か月から8か月に達するまでの間
接種回数
1回
接種費用
無料
持ち物
- 母子健康手帳
- 予防接種シール
予防接種シールをお持ちでない方は、「静岡市の予防接種シールをお持ちでない方へ」のページをご覧ください。
実施場所
- 予約が必要な場合がありますので、医療機関に直接お問合せください。
- 市外の医療機関で接種を希望する場合、事前に手続きが必要です。「静岡市外の医療機関でお子様が定期予防接種を受けるときは」のページから手続きをしてください。
ワクチンの安全性
- 予防接種は感染症を防ぐために重要なものですが、稀に副反応が発生することがあります。
- 1%以下の割合で、接種した後に局所の潰瘍やリンパ節の腫脹がみられると報告されています。
- 発生頻度は不明ですが、接種後に「アナフィラキシー」、「全身播種性BCG感染症」、「骨炎・骨髄炎」、「皮膚結核様病変」などが発生したという報告があります。
コッホ現象について
- BCGワクチンを接種してから2週間くらい経つと、針の痕に一致して発赤や硬結が生じ、その後化膿してかさぶたを作ることがあります。
- このような反応は、BCGワクチン接種後には一般的にみられるものであり、特に接種後5~6週頃に最も強く現れるとされていますが、結核に感染している人にBCGワクチンを接種した場合、接種してから1週間~10日以内(多くの場合は3日以内)に同じような症状がみられることがあります。
- 一種のアレルギー反応によるものと考えられていますが、このような現象を「コッホ現象」と呼びます。
- コッホ現象は、結核菌に似た菌(非結核性酸菌)に感染した場合でも発生することがあるので、必ずしも結核に感染していることを意味するわけではありませんが、このような症状が発現した場合には、速やかに接種医療機関を受診してください。